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ばらです。

公務員試験を受けて。


はじめまして。

寒い季節になりましたが、勉強の進捗はいかがでしょうか。

 

当ページの目的は以下です。

①しばらく前に仮面就職浪人をして国家公務員採用試験( 総合職)に合格し、省庁に採用されたのですが、それを忘れないうちに文字にしておくこと。

②「再チャレンジは無理」と言った言説が蔓延るネットで、希望を持って勉強している人たちを応援したい。

 

それを伝えるために、一つだけ言いたいことがあります。

 

人の話を聞かない

 ネットに蔓延る「できる」「無理」と言った類の発言は大体当てになりません。と言っても、『そんなことわかってる!』と思われるのでしょうが。

 わかります。就職留年をするにあたって、情報の非対称性はより顕著になります。周囲は就活を終えて遊んでいるし、周りの勉強仲間もいなくなってしまいますから、自身の立場を把握しづらいのだと思います。だから、客観的に自分がどこにいるのか、何時間勉強すればいいのか、何をしているのか、本当に今のままでいいのか不安になって、少しでも多くのいろいろな情報に当たりたい。

 でも、情報は選ばなきゃいけないんです。あなたが第一義的にしなければならないことは、様々な情報から自分を冷静に見つめ直すことではないからです。最も重要なのは、自分が試験に受かり、採用されること。それのみのはずです。

 そのためには、エゴで動くしかないでしょう。すなわち、人の話を聞かないのです。自分が何を選び、何を作り出していくのかは自分で決めるんです。それが、再チャレンジで最も重要なスキルなんだろうと思います。

 幸いにも、みなさんはそのスキルを既に持っているのだと思います。現に今皆さんは、ネットサーフィンをして、情報を取捨選択しようとしているのだから。その能力の使い方が間違っているだけです。目的を見つめ直し、邁進することで、その能力はいくらでも自分の味方になると思います。取捨選択する対象を、「自分を客観視する材料になる情報」ではなく、「自分を努力させる情報」にシフトすればいいのです。

 公務員試験を再チャレンジするにあたって「人の話を聞かない」能力を内面化することの大切さは、ご理解いただけだでしょうか。人の話を聞いてばっかりいると、がんじがらめになって勉強に身が入らないということは明らかなのです。

 もっとも、多くの挑戦においてこの考えは適用できる気もしますが、こと公務員試験は孤独な戦いです。ですから、わざわざ客観的に自分を見逃している暇があったら、自分のしなければならない勉強をしなさいということが言いたいです。

 

初回から人に読んでもらいたいのに人の話を聞くなと言っていいのか。悩みましたが、誰かに響くことを願っています。